嘘をつけばあなたの罪がなくなると思いますか?
なんて重い罪なんだ。
どうです?
飲みませんか?
このシーンが断酒してから今日まで、離れず消えなかった。
俺も罪深い酔っ払いだったから。
浦澤直樹の傑作 Monster で
まさに怪物のヨハンに、アル依存治療中の探偵リヒャルトが
精神を壊され、ウイスキーを飲んで飛んでしまうシーン。
たかが数年止めているだけで
傷つけた家族や人たち。
本当に許されているとは思っていない。
たとえ許している、と言ってくれても、本当に許してくれたとしても、
傷跡は残している。
だから、俺もリヒャルトのようにいつかモンスター(酒)に追いつめられる恐怖心がぬぐい切れなかった。
偶然、久々にこのシーンを目の当たりにしてしまった。
ゾッとして飲酒欲求がわくかと思ったら、
ヨハンのアニメの顔がみょうちくりんで笑ってしまっただけだ。
不細工なオバハンみたいじゃんかヨハンって。
約3年間鍛え、磨き、研ぎ澄ませた、覚悟の刀身は欠けることなく飲酒欲求が湧き上がることすら斬り捨てることができた。
覚悟とは、貫くためにはすべてを捨てる事である。
酒を飲まなければ、保てない関係や、地位、名誉、収入、もう全ていらない。
酒を飲むことで得られるものも何もいらない。
今たとえ、トランプ大統領がお酌してくれて飲み干せば、毎年数億ドルの契約をくれると言っても、それ提案を蹴って地下鉄でホームレスになってでも自分の矜持を守る。
その覚悟がある。
しかし、真実は、その覚悟がすべてを守るのである。
最も大切な漢としての魂を。
考えるんじゃない、感じるんだ、漢は。
俺は、もう俺=酒、くらいの勢いで、飲んで死ぬことが美しいとすら思って飲んでた。
しかし、それはまさに酔ってただけだった。
シラフになってみたら、みっともない酔っ払い以外何ものでもない。
醜いデブや、みっともない酔っ払いには戻りたくない。
戻るくらいなら、それこそ死を選ぶ。
まあ、デブにせよ、飲兵衛にせよ、もし戻ってしまったらメンタル、血液、循環器系が大ダメージ受けて、選ばなくでもあの世へGoになってしまうだろうけど( ´艸`)


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