生粋の肥満人、成人してからの肥満人、リバウンドした肥満人

男で体脂肪が25%越えてしまうと、普通人ではなく、肥満人だと言えるでしょう。

肥満人がかかえる闇、苦悩は、肥満経験のない人にとっては、全く分からないほど大きい。

元々、肥満児だった訳でも、太った経験もない人が、体を鍛えて、普通の体をシェイプし体重減少のプロ、ボディメイキングのプロ、と力んで

「みなさん、太っているのは全て自分の責任ですよ!! 積極的に!! プラス思考で!! レッツダイエット!!」

みたいなノリで、さあ動け、ほら歩け、とっとと痩せろ、と言われても、肥満の人の体も心も動きはしない。

そして。

同じ肥満の人でも、成人して肥満になった「後発肥満人」

生来の肥満、つまり物心ついたときにはすでにデブ。多感な時期もデブ、青春時代もデブ、立身出世編もデブ、といった、筋金入りの「純肥満人」

さらに

つまり物心ついたときにはすでにデブ。多感な時期もデブ、そして一大決意でダイエットを成功させ、人としての自尊心を取り戻したというのに、そかこら、また太ってしまい、元の自分に逆戻りしてしまった、リバウンダーの「再堕落肥満人」

すべて精神構造が違います。

純肥満人は「どうすれば、デブスパイラルから脱出できるかわかんない」人が多いと思います。「食べなきゃいい」「動けばいい」くらいは分かります。

「どうすれば、そう出来るか」が分からないのです。

分からないことを、「やりなさい」と言われるとイライラしますよね。イライラすると食べるのです。それが、純粋な肥満人です。

後発肥満人は、「変化に合わさなかった」だけです。

基礎代謝が落ちた自分に全く気付かずに、それまでどおりの食事を摂り続けただけの人が多いです。

同じ170センチ60キロの男性でも

20歳は 基礎代謝1600キロカロリー/日 に対して 40歳は 1470キロカロリー/日、50歳は1400キロカロリー、60歳は1370キロカロリーとなります(※数値は目安です)

基礎代謝が130キロカロリー/日減ると、運動により消費されるカロリーも勿論減ります。

基礎代謝分だけでも47450キロカロリー/年、消費カロリーが減ってしまいます。

脂肪にすると6590グラム増えてしまいます。

実際は、体重が増えるにつれて基礎代謝も増えますので、体重の増加は緩やかですが、加齢によってまた徐々に基礎代謝も減るので、食事を減らさない限り、ジワリジワリと体重は増え続けます。

ただ、後発肥満人は精神構造は生粋の肥満人とは違うので、ワシらほど食べる事に対する執着心はない人が多いと思います。

理屈を分かり、一度ダイエットを始めると、うまく体をキープしていける人が多いと思います。

問題は、ワシらのような(まあワシほど酷い例は多くはないだろうけど(-。-;))、再堕落肥満児です。

ワシは17年純肥満人で、22年肥満から解放され、再堕落して2年です。

維持が苦手、といいながら22年は踏みとどまっていました。

人生の半分以上は、デブとして過ごしていなかったのに、元・純肥満人の精神構造は「デブ」なのです。

「そんなになるまで食べなきゃいいのに」

 

「結局は自分が食べたんじゃん」

と人は皆言います。

分かっているのです。そんな事は。

肥満人には、食べること、それも甘いもの、脂っこいもの、飯、パン、などなど、いかにも太りそうなものを食べることこそ、最大の快楽なのです。

一度、肥満から脱出できているという、変な自信と知識もあります。

少しくらい大丈夫。

と、ついつい暴飲暴食が続きます。

しかし、たまの暴飲暴食で、少し増え、少し減らし、を続けているうちは良いのです。

ワシが、再堕落した、精神構造の時(今思うと、本当に夢の中の出来ごとのようでした。ただ、今の膨れ上がった醜い体を見るにつけ、現実なのだと思い知ります)は、自分の中の許容範囲を越えてしまってからは特に

どうにでもなれ。。。

と投げやりになっていた感じに思えます。

太っていようがいまいが、誰に迷惑かける訳じゃねえし。。。

醜い以外は、実際のところ、さほど迷惑ではありません。

デブはでかいから邪魔になる、と勘違いする人もいますが、デブは積極的に世の中に出ないので、そういう邪魔になるシーンは少ないです。

肥満人が抱える「積極的な気持ちになれない」「人がたくさんいるところに行きたくない」「人と一緒に食事したくない」という気持ちは、常人や後発肥満人には理解できないものがあります。

いま、なんとか再スタートを切ることが出来ました。

しかし、見た目は、ほとんど変化はありません。

ただ、心は希望に満ちています。

1年も2年も太りっぱなしなのに、なぜ再スタートが切れなかったか?

自分ですら分かりません。

痩せたい、これ以上太りたくない

その気持ちも一日たりとも思わなかった日はありませんし、痩せる手順も知っていましたが、太り続け痩せることはありませんでした。それ以上に

食べて楽になりたい

と思っていたのでしょうか・・・

「踏み出す勇気」とかいうありきたりの、薄っぺらい言葉じゃ説明できない肥満への呪縛、闇があるのです。

この精神構造を解明し、もう二度とリバウンドしないようにしなくてはならないなぁ、と思います。

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