今年も、呉を賑わす、「みなと祭り」のシーズンがやってきた。
一昨年は、家内はインフルが治ったばかりでまだフラフラなのに家族3人で見て回った。(勿論、ちゃんとマスクして)
その前は、チビ三平をおんぶして練り歩いた。
その前年もその前年も、欠かしたことのない港まつり。
でも今年は、足も心も向かなかった。
昨年・・・
例のごとく、かぞく3人でゴセイジャーショーを見て、肉巻ききおにぎりなどを頬張りながらぶらぶら。
しかし
その日に義父が倒れ、入院していたことを翌日知る。
孫のチビが祭りを楽しめなかったらいけないので「絶対に内緒にしとけ」と義父が言ったらしい。
そして、その日から過酷な義父の闘病は始まり・・・
ほんの一カ月余りで天に召されてしまった。
その一カ月は奇跡のような時間だった。
正直、いろいろな確執で溝のあった義父との関係だった。
しかし、亡くなった時、わが身を割かれるほどの悲しさが俺を襲った。
義父は孫である俺の子を溺愛していた。
その部分で、俺と義父は同志であり、チビのお陰で義父と親子になれていたのだと、亡くなって初めて、いや、病に伏せって初めて感じた。
だから、義父が入院してからは本当にいい関係が築けた気がする。
が、遅すぎたのかもしれない…
思い返すたびにかわいげのない義息子だったと思い、一年近くたった今でも後悔の念は消えない。
そんなこんなの、始まりとなった、港まつり。
今年も例年以上に盛況ですばらしいイベントになったようだ。
しかし
わが家では、どうしても足も心も向かなかった。
来年は、悲しみを乗り越えて家族みんなで楽しみに出来るかな。。。
29日は、息子と釣りに行った。
春だというのに、義父が大好きだったウマヅラハゲの良型が釣れた。
仏壇に義父が好きだったキモ醤油と刺身を供えた。
息子が磯でとった岩ガキを針につけて流したらヒットしたのだ!
もちろん、ヒットした後、獲りこむまではロッドを息子に渡し、取り込ませた。
「じいちゃんの大好きなハゲが釣れたー!!」
と、地磯で6歳児が雄たけびを上げた。
今年は、港まつりに行けなくても良かったなぁ。と思えた。
目次
